Challenge #60: Fill in the Spatial Object ~空間オブジェクトの穴を塞ぐ~ – Alteryx Weekly Challenge
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
当エントリは『Alteryx Weekly Challenge:Intermediate Level Advent Calendar 2018』の17日目です。
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『Alteryx Weekly Challenge:Intermediate Level Advent Calendar 2018』では、Alteryx Communityで公開されているWeekly ChallengeのIntermediate Levelにひたすら1人で挑戦していきます。
今回は空間オブジェクトの穴を塞ぐに挑戦します。
動作環境
当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。
- Windows 10 Pro
- Alteryx Designer 2018.4.4.54346 英語版
Challenge #60: Fill in the Spatial Object
お題
今回挑戦するお題はこちら。
「Input」側のデータはこちら。Requltsウィンドウで確認すると、Polygonというデータが用意されています。このPolygonデータが、Configurationウィンドウで表示されているエリアを表しています。
「Output」側のデータはこちら。「Input」側のデータにあった穴がなくなっています。
解答の概要
今回作成するワーフクローは以下の通りです。
- Polygonデータから穴を除去
- Polygonデータを再作成
Polygonデータから穴を除去
Poly-Splitツール(Spatial -> Poly-Split)を使用して、Polygonデータを分割します。Spatial Field にはPolygonデータが存在する列を選択し、Split To には Detailed Regions
を選択します。
「Split_IsHole」列が作成され、True/Falseが表示されています。Polygonデータが穴かどうかを判別できます。
Filterツール(Preparation -> Filter)を使用して、穴以外のPolygonデータのみ抽出します。Basic filter を選択して、「Split_IsHole」列が「Is false」のデータを T (True) に出力します。
Polygonデータを再作成
Filterツールの T に出力されたデータを確認すると、「pol3」が2つに分かれています。この「pol3」を1つにまとめます。
再度Poly-Splitツールを使用します。Spatial Field にはPolygonデータが存在する列を選択し、Split To には Points
を選択します。
PolygonデータからPointデータに変換されました。
Poly-Buildツール(Spatial -> Points)を使用して、PointデータからPolygonデータを作成します。
以下のとおり設定しています。
- Build Medhod: Sequence Polygon
- Source Field: Split_SpatialObj
- Group Field: Label
Browseツール(In/Out -> Browse)を追加して結果を確認。完成です。
おまけ
今回、「Input」「Output」に用意されているデータに合わせて地図は表示していませんが、Browseツールで Catro (Positron) - Most Recent Vintage を選択した場合は以下のような表示になります。
最後に
今回はWeekly ChallengeのChallenge #60: Fill in the Spatial Objectに挑戦しました。
明日もお楽しみに!
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